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好きだったゲーム音楽2018

これは Splathon Advent Calender 2018 の10日目の記事です。

タイトルの通り、2018年に自分が遊んだゲームの中から、ゲーム音楽として好きだったものをいくつかご紹介したいと思います。
だいたいカービィスプラトゥーンです。申し訳程度のスプラ要素

星のカービィ スターアライズ

La Follia d'amore

グリーングリーンズの作曲者でもある石川淳さん作曲のラスボス1個手前 (ハイネス戦 第2形態) の曲
ストーリーとしては

ヤバイ神を崇拝したハイネスさんが本当にヤバイ神を召喚しようとしている

という状況なのですが、ガムランという楽器が使われていて、すごく宗教色が強そうな雰囲気が演出されていたり、
第1形態の曲 (傀儡奉納) やハイネス戦直前ではすごくテンポも低く不気味さが際立っているのに対し、第2形態に移行すると突然テンポが早くなりテンションが上がる上に変拍子が入ってくるという、なんとも躁うつ病・情緒不安定を音楽にしたような演出がされていて、いかにもハイネスさんっぽいのが非常に良かったです。

第1形態・第2形態という対比だけでなく、1曲の中でもループ前に一度テンポがゆっくりになり、そこから突然急加速するという対比があって面白いです。

組曲:星羅征く旅人

ラスボス戦の曲
ラスボスは第4形態までの形態変化が存在するんですが、それぞれの形態変化ごとにアレンジが大きく異なっており、シームレスに変化するというまさに「組曲」の演出となっています。
ラスボス戦の異なる楽曲が、全体として1つの楽曲としてまとまりを成しているという構成は、前作「ロボボプラネット」でも熊崎ディレクター*1がやりたかったこととして挙げていたのですが、それの完成形と言えると思います。

また、実は最近のカービィ本編のラスボス戦には、グリーングリーンズのフレーズが一部アレンジされているのが恒例となっています*2
ご多分に漏れず、この曲の第4形態「第四楽章:生誕の希望」にもグリーングリーンズのアレンジが含まれているのですが、今までの楽曲と異なり楽曲の途中で「あっグリーングリーンズだ!」となる混ぜ方ではなく、最初からゴリゴリにロック調のグリーングリーンズが聞こえてきます。
実はこれはラスボスの姿や、カービィというよくよく考えれば謎な存在の出自を示唆するもので・・・

などと世界観と非常に密接に交わっているとんでもない曲です。

先日配信されたver4.0.0ではアップデートにより追加された真のラスボス戦では、なんと第四楽章のアレンジがガラリと変わっています。
いつもの曲が1ループしたかと思うと突然ロック調の曲調からピアノのみの非常に物悲しい曲調に変わります。
そしてそれが1ループしたぐらいで普通にプレイしているとボス戦は終了するはずですが、なんと更にその先でアレンジが変わり、GB音源がだんだん入ってきて、最後にはGB音源で短調になったグリーングリーンズに変わっていくという仕掛けがあるのです。

これはラスボスの出自と関係した演出だと考えられ... とかいろいろ語れることはありますが、とにかく全体の1ループは約6分という全部聞かせる気がない長さになっています。

こんなのサウンドテスト聞かないとわからんわ!というぐらいの仕込みですが、それだけカービィサウンドには高い期待が集まっていて、それに制作陣が答えてくれてるんだなあと感じてエモい気分になったりしました。


スプラトゥーン2

Chip Damage / ABXY

www.youtube.com
ver3.0.0アップデートのPV楽曲です。
楽曲の起承転結と告知の中身の起承転結がちょうどマッチしてるおかげで、この曲を聞くと当時のDirectのワクワク感が思い出すような感覚があり、曲もとても好きになった覚えがあります。
そもそも8bit音のリフがエモいしかっこいいんです。それだけで泣いてしまう。

フライ・オクト・フライ ~フルスロットル・テンタクル (Octo)

オクト・エキスパンジョンの最後の戦いの曲です。
オクトの曲はどの曲も推せるんですけど、一番好きになったのはこの曲でした。

実はミッションクリアのジングルと『アレ』ゲットのジングルの2つのパーツで1つの曲になっていて、これを倒したら本当に終わりになる最後の戦いを盛り上げているのとか、
ナワバリバトル』だからラスト1分で曲が変わるとか、その曲がテンタクルズの一番最初の曲だとか、
ストーリーのどんでん返しと一緒に、音楽のいろいろなつながりがやってきて、プレイしたときめちゃくちゃ感動しました。

エントロピカル, チャンポン・チャント / SashiMori

エントロピカルは ver4 告知PV楽曲です。
www.youtube.com
これもPVの構成がとてもかっこいいので印象に強く残ってます。
あと、自分のゲーム音楽好きのルーツがBEMANI系の音ゲーであることもあって、スクラッチ音が入ってくるとテンションが10000倍ぐらいに上がってしまいます。

やはりSashiMori名義で特徴的なのは、「人間のボーカル」が入っていることでしょう。

スプラトゥーンの世界は哺乳類が絶滅してから12000年後の世界で、イカ・タコの声は非常に特徴的で人間のそれとは大きく異なります。
そういう設定があるため、スプラトゥーンの楽曲で人間のボーカルは絶対に入らないものだと思っていましたが、
それを「古代のレコードからサンプリングしてきた」という根拠をつけてぶち破ってきた賢さがすごいです。
自分の頭の硬さを実感しました。


DELTARUNE

Rude Buster

通常戦闘BGM
UNDERTALEっぽさを失わずに、メロディが主張しすぎずに、ニュートラルな落ち着いた雰囲気を出しつつも、かっこいい。
みたいな微妙なバランスが保たれていて、いろんなRPGの戦闘BGMと比べてもかなり好きだった。

今は第1章のみの公開ですが、いつか全部完成するといいですね・・・

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

命の灯火 / Lifelight

www.youtube.com
誰も「(E3版の)テーマ曲が本当はボーカル曲だった」なんて思いもよらなかったと思います。わかるわけないやん
本当は歌詞の意味を噛み砕いて、そうかそうか〜って言うところまで記事にしたかったんですが、灯火の星がまだクリアできてないのでそこまで達しませんでした。
ボリュームありすぎ・・・

マスターハンドクレイジーハンド

太鼓の達人シリーズでは「きたさいたま2000」の作曲で知られるLindaAl-CUEさんがforのマスターコア戦に引き続きボス戦を担当しているんですが、おどろおどろしさがマシマシのアレンジでかっこいい

その他SPECIALでの新規アレンジでよかったのを挙げていきます。

ピクミン - メインテーマ [SPECIAL]

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カービィのエアライド - シティトライアル [SPECIAL]

www.youtube.com
上2曲は原曲よりもドラムがマシマシになっていて迫力が増していて好きだった

MOTHER2 - フォーサイド [SPECIAL]

DX版は夜っぽいけど、SPECIAL版は昼っぽい

Splatoon - Splattack! [SPECIAL]

スカした感じ

おわりに

今年もいいゲーム音楽にめぐりあえて幸せでしたとさ

*1:現在のカービィ本編のゼネラルディレクター。カービィの生みの親である桜井政博氏がHAL研究所を退社してから、カービィ本編を作り続けている。

*2:星のカービィWii - CROWNED、星のカービィTDX - この星をかけた魂の戦い、星のカービィ ロボボプラネット - VS.スタードリーム

i have no words.