Splathon eXtreme - Union Match #1 を主催した
俗に言う反省会
イベントも終わって、プロメアを観て最高の気分になったのでお気持ち表明をしていく
プロメア見る pic.twitter.com/wrNspiLXmk
— まけトピア / maktopia (@White_mak4026) 2019年5月26日
え?まだプロメアを観ていない?
何をグズグズしてるんだ。
はやく劇場に行こう。近くの劇場に。今すぐにチケットを取って。
とまあこんな感じで、敬体の文章を書くの疲れた (だいたい就活のせい) ので適当に書く
企画をした話
そもそものきっかけ
『フリースタイルダンジョン』っていう深夜番組ご存知ですか?
全国からチャレンジャーのラッパーがフリースタイルラップバトルをして、5人のモンスターと言われる激強ラッパーを倒すと賞金100万円!という番組でして www.tv-asahi.co.jp
寮の先輩が見てるのを見てたら、まあバトルの面白さにハマってしまってずっと見てるわけなんですが
若干のマンネリ感が出ているところで、番組内で変則的な企画が出てきたのです。
それが団体戦。10人vs10人の勝ち残り形式でチームごとの勝敗をつける形式でした。
これを見たときに、いつもとは違う妙な一体感を感じて面白いなあと思ったので、自分のホームグラウンドであるところのSplatoonでこういうのが出来ないかなあと思って、企画書を書き始めたのでした
どう胸熱なのか
ルールをいろいろ作って完成した企画書のようなものを、オンラインイベントを運営してきたながやまさん*1とみーくんさんの2人に見せたところ、ながやまさんから
「どのへんが、どう胸熱なのか、どうしてこれに参加すると楽しいのか」が伝わってくると良い
というアドバイスをいただきました。
そう、団体戦をやってみたいというだけのノリで企画書を書いていたので、どういうところを面白がってほしいのか、という部分について十分伝えられる内容ではなかったのです
というわけで、次はそちらをよく考えることにしました
「団体戦」をやるにあたって、一番わかりやすい面白さとして「一体感*2」というのはすぐに浮かびました。この単語だけだすと説得力がない気がしたので、本家から「フェス」を引用しました。*3
そして、「Splatoonで」団体戦をやる意味というのを考える必要がありました
さて、Splatoonは4人で1チームのゲームなわけですが、チームを束ねて上位の括りを用意することで何が起きるかを考えました。
剣道などの団体戦においては、先鋒〜大将に戦力をどうやって配置するかを考えます。例えば、シンプルに後ろに行くほど強くするか、あるいは先鋒に最強の人を置いたらどうか、とか考えるわけです。
これは個々の試合とはあまり関係がなく、いわゆるメタ(上位レベル)の作戦で、普通にSplatoonを遊んでる上ではあまりやることがない遊び方だと思いました。
更に、Splathon#9, #10, Spladder#2に参戦して、ある程度クローズドなコミュニティでの個人レベルのメタ張りというのも、結構面白いなとも思っていました。
例えば、hakuriさんのノヴァやうどんXPさんの竹などの対策を考えないとコテンパンにされてしまうけど、逆に対策を考えて実践すれば有利に戦えるようになったり、という話ですね。
これを補強する話として、Splathon#9, Spladder#2における、アブギダに道玄坂が勝ち、道玄坂に結月は勝ち(あるいは引き分け)、結月にアブギダが勝っていた、という三すくみ的な状況から、「チームごとの相性」ってのがあるよね、というのもひねり出しました。
以上を踏まえて、もう一つのテーマを「メタレベルの読み合い・対策」と設定しました。
テーマ決め、かなり大事でした。ふわふわした状態の企画を見てアドバイスをくださったお二人、感謝しかないです・・・
オリジナルルールについて
なぜライフ制なのか
単純な N本先取 x Kチーム分 じゃ面白くないだろうなと思い、代わりのシステムを思いついたからです。
- 特にフィジカルスポーツにおいては「体力」という概念が存在するので、それに似た要素を加えると良いと思った
- 「俺たちはもう死ぬが...あとは任せた!!!」をやりたかった
- つまり、同じユニオンでやっている前チームの頑張りを0に戻してしまうのはかわいそうだよねと思った
なぜKOルールを採用したのか
今回「ノックアウトで負けるとライフを2つ失う」というルールにしました。
- 元ネタであるところの『フリースタイルダンジョン』では クリティカルヒット ルールがあり*4、採用してみたかった
- みんな大好きガチエリアルールはノックアウトが発生しやすいルールなので、選択することの意味を付加できたから。(メタ戦略に寄与するから)
運営をした話
オンラインイベント運営チームの皆様の協力で、企画が無事実行できそうということが決まったので、もろもろを進めました。
Kibelaを書き、招待したい人のリストを作り、DMでお声がけして、ユニオン分けをして、@channelを飛ばしまくる、みたいなもろもろです。
企画段階で何も考えてなかったのですが、普通に 4月〜5月は僕の就職活動の真っ最中 で、メンタルも無事終了してました。:RIP:
ただ、僕は脳がアイドル状態になると、就活の嫌な気持ちがCPU占有率を高めてしまうので、逆にイベント運営でいろいろやっている方が精神衛生がマシになるという状態だったので、ギリギリなんとかなっていた・・・なんとかなっていなかったかもしれないけど、とりあえず個人的にはイベントの存在が救いでした。
というか後々考えてみると、イベント1週間前に第一志望のお祈りが届き、そこで全てのモチベーションが終了する可能性があったのがやばかったような気もします。 実際はそうはならなかったですが。
裏話的な
招待リスト
Splathon#10で新たに参戦して活躍された人を出来る限り呼ぼうとしました。
なお、eXtreme Draft #3で優勝された人は一旦殿堂入り扱いにしてました。*5
ユニオン分け
可能な限り公平になるように頑張って24人を12人x2に分けました。かんう さんに手伝っていただきました。
手伝っていただけなかったら、おそらく大変なことになっていたと思います。ありがとうございました!
スコアボード
選手として出場していらっしゃり、お仕事もあって、時間が非常に限られている中で、非常に使いやすくて見た目もかっこよいものをご用意していただき、本当にありがとうございました!
配信をした(手伝った)話
配信まわりは、みーくんさん、ぼっくすさんにほぼ丸投げでした。
本日の Union Match の配信スタジオの風景です pic.twitter.com/NhWC9b3dUO
— Splathon (@splathon) 2019年5月25日
当日は配信スタジオにいましたが、設営を手伝ったり、裏でスコアボードの更新をしたり、ルールステージ選択をチームリーダーに聞いたりといった作業をしていました。配信機材しゅげ〜と言ってる赤ちゃんでした。
終わってみて
多くの方の協力のおかげで、楽しいイベントにできてとても嬉しい、というのが率直な感想です。
僕の見たかった熱い戦いも見ることが出来て嬉しかったです。特に中堅チーム同士のギリギリの削り合いは見ててめちゃくちゃ楽しかったです。
参加者&運営関係者の皆様、本当にありがとうございました。
ただ、反省も多かったです。
まずは、ルールの細部の作りが甘かった & 変更が多かった 点です。
特に、ルール・ステージ選択や、回線落ち対応について、参加者の皆様にご迷惑をおかけして本当に申し訳ないです。
また、イベント実施時間がやや長過ぎるという説があるので、初期ライフ数などにも調整が必要だと思います。
あとは、(全体的な)僕の見通しの甘さです。
イベント実施日時は確定していたのに、初動が遅かったおかげで、プレイヤーの練習期間が十分に取れていなかったと思っています。(本当はもっと長く取りたかった)
また、スコアボード開発も僕の初動が遅かったせいでりぃさんに多大なご迷惑をおかけしました。
今回のUnion Matchのルールは、特に対抗戦窓といったお互いのウデマエや立ち回りが知れている、クローズドなコミュニティでやると盛り上がるものになっていると思います。
もし、そういうコミュニティで何かいつもと違う大会みたいなのをやってみたい、ということがあれば是非採用してみてもらえるといいんじゃないかなーと思っていたりします。
特にドラフトと違って、大将チームでは遠慮なくそのコミュニティで最強に近いチームが組み上がるはずで、最強vs最強の戦いが見られるところがとても良いところだと思いました。
というわけで僕の反省会は以上になります。適当に書くとか言いながら結局敬体の文になっていた。
繰り返しになりますが、参加者&運営関係者の皆様、本当にありがとうございました。 また、 配信をご覧くださった方や、エールをくださった方も、ありがとうございました!
あと、全人類は早くプロメアを観に行ってください。