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#FE風花雪月 をちまちまやっている(ネタバレ控えめの感想)

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ファイアーエムブレム 風花雪月は、任天堂インテリジェントシステムズSRPGシリーズ「ファイアーエムブレムFIRE EMBLEM, FE)」の最新作である。

自分はFEシリーズは触ったことがなかったが、遊んでみたくなった理由としては、
なんだかんだスマブラでキャラクターが参戦していたり、
子供の頃に父親が何故か持っていたスーパーファミコンウォーズで遊んだことがあったり、
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スプラトゥーンもアップデートが終わって休閑期になっていたり、
カタログチケットで8000円いくらのソフトが実質5500円で買えてしまうとか、

...となんだかんだ理由はいろいろあるが、E3 2019のPVがかっこよかったというのが一番だったりする。
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夏休み*1に入ってしまい、本気を出せば1日中ゲームして早々と進めてしまうことも出来たのだが、スプラトゥーンのフレンドが
「どういう感じのゲームか見たいので配信しながらやってよ」
みたいなことを言ってきたので、せっかくなので毎日2時間〜3時間程度と時間を区切って、毎日配信して遊ぶということをやってみている。

一応自分の声も入っているが、いわゆる実況者みたいな面白いプレイ動画を目指すつもりは毛頭ないので、どちらかというとフレンドとのコミュニケーション目的でやっている。

配信用に(特にシナリオパートはテキストを自動送りに設定しているため)かなりゆっくり目にすすめているので、中々ゲーム自体の進みは遅くなってしまうが、
膨大なテキスト量のシナリオがフルボイスで収録されているのを、ゆったりと楽しむ経験をこれまでやったことがなかったので、こういうペースでやること自体は割と楽しめている。*2

FE風花雪月に関しては、メインシナリオだけでなく、支援会話というサブシナリオのテキストも全部、本当に全部フルボイスになっているというとんでもないボリュームの音声が収録されているので、特にそれを実感している。


...というわけで、ちまちまやってきた結果、シナリオ(多分)序盤の大きな節目のイベントがちょうど終わったぐらいの進行度まで到達した。
感覚でいうと、起承転結の「起」が終わったぐらいなのかなと思っている。

論文を読むのに飽きてきたせっかくなので、現時点での感想とかを言語化してみようと思って記事を書き始めた。

シナリオに関しては、現時点までの内容しかわからず、全容はほとんど見えていないので、あまり多くは触れないと思う。
どちらかというと、手触りとかゲームシステムに関しての言及が多くなると思う。

ネタバレに関して

FE風花雪月は2部構成である。 *3
自分がプレイ済みの第一部終了時点までのネタバレを一部に含むが、あまりハッキリとは書かないつもりなので、未プレイでも一応読めるようになっている・・・はず


全体のゲームシステムについて

概ねペルソナやパワポケあたりをイメージするとわかりやすく、
日常生活で生徒たちと交流を深めたり、いろいろパラメータを成長させつつ、
月に一回の課題出撃でストーリーが進む戦闘イベントをクリアするという
日常生活⇔課題出撃の繰り返しでゲームが進行する。

過去のFEはどうやら日常生活パートに当たる部分のパートは支援会話・外伝出撃しかなかったっぽいので、ストーリーテリングの部分の余白を増やしたことになるのかな

散策

修道院内を散策して、生徒や教員に話しかけたり、釣りなどでアイテムを入手したりなどの行動が行える。

おそらく任意の節のすべてのキャラクターへの会話がフルボイスとなっている。すごい。
自分の好きなキャラクターには「まあとりあえず話聞きにいくか」という気持ちになれた。

エストが発生するがほとんどがおつかいなので、それ自体はそれほど面白いわけではない*4が、ボイスの豊富さのおかげでそこまで苦痛ではなかった。(おつかいする間にキャラクターに話しかけにいけるので)

行動力

主人公の指導Lvによって決められた行動力を消費することで、時間を消費する行動を行うことができる。
概ね、

  • 自学級の生徒のやる気を上げる
  • 生徒との支援値を上げる
  • 主人公の能力を上げる

の2種類になる。
こう書いてみると単純だが、散策での行動が序盤にまとめて解放されるため、かなり戸惑った。
最初は自学級生徒との交流だけが可能で、徐々に他の学級の生徒とも・・・みたいに少しずつ解放してくれたほうが慣れやすかったのかなーとも思う。

このゲームでは、他の学級の生徒をスカウトして引き抜くことができ、スカウトするためには、対象生徒の

  • 支援値*5
  • 主人公の特定パラメータ

がある程度高いことが要求される。

・・・というわけで(女子生徒を)スカウトできるもんならスカウトしたいので、ほとんどの行動をスカウト活動に使っていた。
生徒の能力は成長させる機会が多く用意されていて調整しやすい一方で、肝心の主人公の能力はほぼ散策中にしか上げることができないということに中々気づかなかったため、割と苦労することになった。
また、実はスカウトのための支援値稼ぎも、わざわざ行動力を消費しなくてもどうにでもなってしまうので、これも実は罠な気がする。

第一部の期間がどれぐらい続くか、というのもストーリー中に明示されておらず*6、計画も立てづらくややストレスだった。
パワポケだったら高校生活の3年間だとか、ペルソナ4,5 では1年だとか、期間が割とわかりやすく提示されていたのと比較するとやや辛いところだった。

贈り物 & 落とし物

行動力消費なしで、支援値と自学級生徒の場合はやる気を上げることが出来る。
贈り物は序盤は購入できないが、途中から店売りで数量限定ではあるが購入することができるようになる。
贈り物は好みのものを渡すと効果が高い。

落とし物は、修道院内を散策してると拾えて、正しい落とし主に渡すとこちらも同様の効果がある。

行動力消費なしはかなり美味しいので、ガチでスカウトを狙いに行くなら、贈り物を買いまくり貢ぎまくることになったりする。
ええんかな・・・

落とし物の落とし主は、落とし物のテキストでヒントが書いてあるのだが、あまりドンピシャなことが書いておらずわかりにくいため、数撃ちゃ当たれをやるか、攻略サイト頼りになりがちで、やや面倒なポイントである。
贈り物の好みも同様で、各生徒の趣味や好みはゲーム内テキストで知ることは出来るのだが、「これ好みじゃないの!?」がたまに発生するため、結局攻略サイト見ながら贈り物を貢ぐごとになったりする。

お茶会

生徒をお茶会に誘って、謎の会話イベントを適切にこなすと生徒を視姦見つめたりイチャコラできる謎機能がある。

なんか過去のFEだと、キャラクターをタッチペンで撫でていろいろすることができるとかいう、お茶会よりもえっちぃ機能があったりするらしい*7が、それよりかは大人しい

会話イベントに失敗すると「見つめる」ことができなくなるので失敗できないのだが、たまによくわからない選択肢が提示されて失敗してしまうのが微妙にイラつきポイントだった。
また、支援会話や散策ほどには会話テキストが充実してるとはあまり言えなかったり*8、「見つめる」のカメラアングルが6種類のみに縛られていたりなど、微妙に満足いく内容ではなかった。

兵種

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技能値伸ばして試験受けさせるのは直感的でわかりやすいし、達成したい目標(例えば「誰々に上級職の○○を取らせたい」)が常にわかりやすく存在するのがモチベーションになってよかった。

生徒ごとの得意・不得意によって、大まかな進路(上級職・最上級職)が示されているのも良かったが、たまに罠が存在するのが悲しかった。*9

最上級職は剣が不遇、また騎馬系で槍が得意な物理系だとボウナイトしかなかったり、それなりの格差がある。上級職でも十分活躍できるということなのかな・・・

シナリオ

超序盤に3つの学級から担任学級を選ぶことになる。

最初の方は本当に級長と生徒のキャラクターの違いしか内容が違わなさそうな比較的緩やかな日常パートが続くのだが、
ストーリーが進んでいくと、「あの学級を選んでいたらどういうお話になったんだろう・・・」と思わずにいられないシーンが出てきてうまいこと出来てるなあと感心した。

この「もし違う選択をしていたらどうなっていたんだろう」というネタは前作のFEifとつながる部分があるっぽい
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第一部全体としては、前半はかなり長めの準備期間で、終盤で急激に展開が進む構成になっている。
前半がややかったるいような気がするが、ゲーム部分でそれなりに覚えることが多いことを加味すれば、このぐらいでちょうどいい具合だと思った。
終盤での展開はかなり早いが、前半で十分に伏線も張っているし、諸々の前フリもしつこいぐらいにされているので、納得感もあるので面白かった。

気になった部分

1つめは『天刻の拍動』に関するシナリオ。

『天刻の拍動』とは、最序盤で主人公が手に入れる、時間を少し戻せるとかいうどう考えてもチート能力であり、シミュレーションパートでも重宝する能力である。
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・・・しかもなんとシミュレーションパートでは複数回使えることになっているのだが、シナリオでのある人物の窮地をこの能力で救うことが出来ない。
それ自体は別に構わないのだが、Steins;Gateの岡部倫太郎くんやら、まどかマギカ暁美ほむらさん並の悪あがきを見せてくれるわけでもなく、比較的あっさりと諦めてしまうように見えるのが割と気になった。
あまりに便利能力すぎるからしょうがないよね・・・


もう1つは、角弓の節の進行上のトラップ。
これはシナリオ上のガバとゲームシステムのガバが組み合わさってしまっているやつ。

シナリオ中でとある人物を救出する必要があるのだが、シナリオの雰囲気に流されて急いで救出してしまうと、1ヶ月分の自由行動などのコマンドが失われるというとんでもない仕様がある。
一応警告のダイアログが出るのだが、1日だけの自由行動コマンドが失われると勘違いしやすく、見事に罠にハマってかなりブチギレた。
なお、最もプレイヤーによって効率が良い行動が「月初の散策で救出の方法を見つけ出した後、それを放置してのんきに日常生活をおくり、月末の所定の日にちに出撃するまで待つ」になる。

流石にシナリオ上の流れとプレイヤーとしての感情が食い違いすぎる明らかにおかしい仕様なのはなんとかならんかったんかと思わざるを得ない。
例えばペルソナ5だったら、メインダンジョンを早期にクリア*10しても、「悪党が改心する効果が出るまで時間がかかる」というシナリオ上の理由付けがなされているし、そういった言い訳のしようがあったのではないか・・・。

自由行動に価値がそんなになければ別に構わないと思えるかもしれないが*11、比較的ゲームの序盤というところもありそういう感情にはなりにくいんじゃないかなあと思う。特にスカウトをいろいろ狙う場合は...

ゲームの難易度

シリーズ初心者なのでハードはやめておこうと思い、ノーマル・クラシックでプレイを始めたが、かなりぬるく感じる。
特にレベリングをせずとも敵ユニットとのレベルを大きく上回ってしまう。
クラシックにしてるおかげで一応の緊張感は存在するが、強いユニット*12は近寄ってくる相手ユニットを反撃だけで一掃してしまう。
もはや味方に経験値を割り振るのに苦労する有様なので、ハードにすれば良かったかなと後悔していたりする。

シリーズオタクに聞いたところ、風花雪月のノーマルが旧作のイージー相当、ハードが旧作のノーマル相当なのでは、ということだった。
シリーズ恒例らしい高難度モード「ルナティック」が今後アップデートで追加されるらしいので、そういうことなんだろうか・・・

音楽

オープニング

オープニングかっこいい〜〜
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いわゆるオーケストラ〜みたいな普通の中世ファンタジーっぽい雰囲気から離れてはいるが、
ドラムステップにストリングスを入れた、少し前のBMS界隈で流行ったようなアートコア系サウンドは自分の大好物だった。


E3 2018版の音源はキックがかなり太い。流石に攻めすぎてたのか、リリース版ではキックはだいぶ抑えめになっている。

オープニングのサビのフレーズは、他のゲーム音楽の例にもれず、CMやらゲーム中の戦闘BGMでもしっかりフレーズが引用されてる。
フレーズ自体の出来がかなり良いのでエモい。

戦闘時のBGM変化

シミュレーションパートでユニット同士が戦闘する画面に入ると、音色のアタックが強くなったり打楽器パートが入ったり面白いな―と思ったんですけど、
調べてみたら昔からそういう工夫をやってたんですね、という話
note.mu

プレイヤーがトリガーを引くBGM変化に関係する話では、星のカービィ スターアライズのタイトル画面〜モードセレクトは、逆に
タイトル画面の元気なブラスサウンド → モード選択画面ではおとなしめのアコースティックサウンド
へと静かに変化していく、というネタがあったりする。

おわり

ここまで読んだのにまだFE風花雪月を遊んでいない人はおそらくいないと思うけど、
間違いなく「買い」なゲームなので早くやって、どうぞ

僕のおすすめは赤組のベルナデッタさんと黄組のヒルダさんだぞ!

誰もこないことで有名な僕の配信の常連こと、にとれすさんのリシテアさん宣伝ブログはこちら
neetless777.hatenablog.com

*1:修士2年の大学院生は本当は夏休みに研究本気でやらないとだめなんだぞ!

*2:フルボイスのゲームでも、テキストが表示される速さがボイスが再生される速さよりも圧倒的に早いため、声優さんの演技を聞くのがじれったくなってしまって、全部を聞いたことはほとんどなかった。だいたい1文ぐらいで飛ばしてしまう。

*3:2部構成であること自体は発売前情報があるし、話の展開から予想がつくので大きなネタバレではないと思う

*4:全部がおつかいなだけではなく、釣り大会、わらしべ長者イベントなどはやや長いが面白いと思った

*5:いわゆる好感度

*6:まあこういうゲーム大体1年なんで、予想はつくんですけど・・・

*7:海外版では機能ごと削除されてしまったらしい - 北米版『ファイアーエムブレムif』、輝かしい売上の裏に潜むローカライズの不評。慎重な配慮で内容が削減 | AUTOMATON

*8:これは比較対象が充実しすぎという説はあるかもしれない

*9:例えばマリアンヌの得意技能が飛行だが、マリアンヌのステータスでは最上級職で活かせる職に就けないとか

*10:予告状を贈ってダンジョンに潜りボスを倒す

*11:実際、だんだん散策などでやることがなくなってくるので、自由行動を真面目にやる価値はだんだん下がっていく。2周目3周目だとスキップ上等になるのかな?

*12:特に主人公がめちゃくちゃ強い。シナリオ的には当然だけど

i have no words.